#20171013

ヒップな生活革命」で知った、佐久間由美子さんのトークを聞きに北書店へ。3年前にも北書店でトークをしていたのだが、多分この時は出張でどうしてもいくことができなくて、非常に悔しい思いをしたことを覚えている。

新刊「ピンヒールははかない」のお話から、どうしようもない(?)雑談、アメリカの最新事情まで非常に多岐にわたるお話に加え、佐久間さんのバキッとした人柄がうかがえて非常に良い時間を過ごせた。

最後の質問で「「ヒップな生活革命」以降、トランプが大統領になったり、ブルーボトルがネスレに買収されたり、ホールフーズがアマゾンに買収されたりと、いわゆるヒップ周りにも相当な変化があったと思うけど、それを経て今のアメリカで面白そうな事象などあったら教えてほしい」という質問をした。
その答えは「混沌の中から産まれるアートの萌芽」だった。
オバマ政権の8年間、非常に平和で例えば美味しいコーヒーの話とか、ご飯の話とか、そういうことを書くことが非常に多かったけど、今はやっぱりそういう雰囲気ではない。結局はあのような小さな活動では世間は変えられないということが解った、と。でも逆にアートが面白かったのは世間が混沌としているとき、なんとなく今その動きを感じているとのこと。
アメリカはもちろん、日本も、世界も、政治的には混沌の時代に突入している。軸をしっかりとブレずに、その時代をしなやかに楽しめるようにありたいと思う。

先日のツバメコーヒーでの鞍田崇さんの「ノイズとコード」の話にもつながるのだけど(これも後で書いておかないと)、結局はNOISE=自己を自覚しておかないとCODE=世間に飲み込まれてしまうということなのだろう。

もう一つ。お話の中で非常に面白かったのが、ポートランドの話。非常に先進的で素晴らしいコミュニティができたけど、「何か不満は?」と聞くと「みんな同じ価値観でつまらない」という答えが返ってきたそう。音楽シーンもつまらなく、ライブに行くとタペストリーなんかが飾られてピースフルでとても素敵な雰囲気なのに、肝心の音楽がつまらない!とのこと。
改めて「多様性」の大切さを知るエピソードだった。

というわけで、佐久間さんの「みんなもっと文章書いて発表したらいいのに!」という言葉に触発されて、日記を再開してみる。
なんでやめたんだろうか、と思い返してみると「日々自分を表現できる場所ができたから」ということが大きい気がする。
それだけで精一杯だったし!
とはいえ、その場で表現していることが私の全てではない。
改めて、日々考えていること、思っていることを拙いながら認めていこうと思う。

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